ドレーク海峡もこえて―島人の世界旅 アンニン・アランドー・ザ・ワールド!



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遭難する者の心理

本重量約315グラム。初版発行2002年。初出は宮古毎日新聞、八重山毎日新聞、雑誌など。著者は沖縄県の久米島生まれ、職業は家庭裁判調査官。旅好きで世界中を旅している。本タイトルになっているドレーク海峡越え南極ツアーから始まる。沖縄の島々、ベトナム、中国、モンゴル、タイ、韓国、イタリア、エジプト、と続く。石垣島の市街地を「シカ」と呼ぶ、や、中国社会の考察など甘くならない独特な切り口がおもしろい。ただ、大東島の地理学的なりたちやエジプトピラミッドの建造過程などもう少し正確な記述をしてほしい点もある。この本の拾いものは巻末三段組「屋久島山行挫折記」。屋久島の主峰宮之浦岳をめざし三人で入山するのだが、、これがなかなか読ませる。途中生還した姿が描かれているのは残念だ!が、遭難する者の心理がよく描かれていて引き込まれた。旅行記、沖縄離島情報とも読める作り。



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